>>710
木戸は最初に大隈と西郷従道が提案した台湾植民地化を視野にした
出兵案は反対しているが、大久保が琉球民の保護に限定した
出兵案には渋々ながらも賛成している。
大久保案で進んでいたが、佐賀の乱で大久保がいない時に
アメリカのリゼンドルからの提案で再度台湾植民地化を視野にした
征台案に戻ってしまい、激怒した木戸が辞職。
それを知らず佐賀から出兵許可を出した大久保は、木戸の辞職を
知って、慌てて西郷従道に出兵停止命令を出したけど間に合わず。
(「あんなに慌てる大久保さんは初めて見た」と河瀬談)
木戸は居ないわ、根回し不十分でイギリスは支援してくれないわで、
でも台湾では戦い始まって、当然ながら清が乗り込んで来た。
日清戦争直前までの状況で大久保が清に派遣されて交渉を重ね、
イギリスの仲介を経て戦争回避した。

って流れだよね。