>>169
それが郷中教育の強みであり、同じ郷土出身者の団結や絆が強さになった。

新政府軍は徴兵制を採用したけど、敗戦により廃止されるまで郷土部隊という伝統を貫いた。
特に陸戦においては兵士の団結力が強く問われる。
逃げようと思えばいくらでも逃げられるからね。

あと将兵が最後まで戦い抜いた敗軍の将としては、石田三成や明智光秀が挙げられる。
どちらも後世において評判の良い人物ではないが、仲間が次々と討ち取られる敗戦にあってもその指揮の下
最後の時まで将兵は粘り強く戦い抜いた。
それは三成や光秀に正義があったらではなく、ひとえに人徳があったからだと思う。
この男の信じるものを我も信じたいと思う将兵が大多数であったからだろう。

余談だが、家康が松平姓から徳川姓に改姓したのは徳の重要性を知ってたからだしね。