最近二つほど目にしたものを意訳

保守系雑誌の「月刊日本」で薩摩の多分ネガティブな連載が始まったんだけど
ざっと見ると、薩摩藩は今で言う「先軍政治」であった
江戸時代に入り、他の大名家が幕府と協調し支配を受け容れて
用心棒が発展した軍事的支配者から行政機構に変容して民を平和に統治する方向に向かったのに対して
薩摩はあくまで軍事優先の支配体制を固持し続け、これは何れ天下取りの為としか思えない
また、武士の郷中教育がクローズアップされているけれども、
江戸時代に庶民の教育が国際的にも高かった日本にあって、
薩摩は武士以外の識字率、寺子屋の普及率が異常に低かった、と言う所で第一回終了

それから、「産経新聞」で原口先生による西郷隆盛のいわゆる「征韓論」の真意推測が書かれている
いわゆる遣韓論、その先に見ていたのはロシア問題であり、
明治政府でも一時期要職にあった勝海舟と通ずる所もあったのでは、確かこんな感じで