>>728
>>730
林真理子「西郷どん」小説での解釈だと
西郷は板垣らの民権移行の方針に理念的には賛成
だけど当時の政治感覚として現実的ではないと判断して直接の賛同署名を拒否
一度鹿児島に雌伏して、言わば今と先を繋ぐ為の
軍事を含む現実的な政治力を蓄積しようとした
こういう解釈になってるな
元々西郷自身は早くから斉彬に仕えて
攘夷熱の時勢でも積極交易主義の本音を大久保に書き送りナポレオンやワシントンを学ぶ程度には見識があったから
少なくとも只の士族復古主義が叶うとも理想とも思ってはいないだろう