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3日放送のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」9話「さらばシベリア鉄道」の演出を手掛けた
映画監督の大根仁氏(50)が同局で取材会を行い、1話以来「分かりにくさ」が指摘されている同作について
「子どもの方が理解が早い」と持論を語った。

時代と場所が目まぐるしく行き来し、主人公金栗四三のマラソンパートと、古今亭志ん生の落語パートが平行して
描かれる作風に「分かりにくい」という声が多く寄せられ、放送総局長が「PRや解説番組などで補強する」と発言
している。
大根氏は「志ん生の原型すら知らない小学生、中学生の方が余計な情報がなく、僕の周りでも『分からない』と
いう子がいない」。

また「いろいろな世代が見るので、伝わるように作らなければいけない」と話した。外部の演出家が大河ドラマの
演出を担当するのは初めて。