「太平記」のテーマが諸行無常ということなら、名も無き人、石の退場はあれで良かった気がするな。

晩年の尊氏が、かつての太守と同じく地蔵菩薩の絵を描くシーンといい、最後の「みんな、同じ時代を生きたのじゃ」というセリフといい、無常感はしっかり伝えようとしてた。