>>643 より続き

>洋二は、ユーコの打ち上がった携帯電話を見せてきます。

>電話としては故障しているけれども、中には録音が残っていました。
>ユーコの遺言です。

>それを流すのか……。
>本作はもう……本当に1ミリも逃げないな……そんな生々しいものを。
     中略
>最終週で、ナゼ震災をやるのか、ユーコの死を扱うのか。
> 意味がわからない、話題性狙いでしょ、そんなアンチの声を見かけました。

>そうした批判に、本作は答えを突きつけました。

>人生は、希望と絶望の繰り返しです。
>秋風の手紙が語る通り、本作はその繰り返しでした。

>鈴愛の左耳の失聴。
> 漫画家として希望をつかみかけて、創造性を心ゆくまで楽しんだ。その後、筆を折る絶望。
> 鈴愛と律の、夏虫駅でのプロポーズ決裂。
> 鈴愛と律の結婚。二人には離婚という絶望が待っていました。それでも、子供という希望が残っています。

>そうなのだ。
>これはセットだ!
> 『半分、青い。』世界なんだから、このふたつがセットであってこそなのです。

>成功してよかったねという明るさ希望だけでは、この物語にならないんだ!!

続きます