下の引用文は、現在読んでいる本の中の一節なのですが、文中に登場する「X」がなんとなく武者氏に似ているように感じました。
さてX(人名)は誰でしょうか?
正解者には向こう3ヶ月間『武将ジャパン』への無制限・無制約なコメント投稿権が五十嵐編集長から授与されるらしい(あくまでも噂)です。
なお、引用文中のYも人名、Aも集団名ですが、これを明かすとクイズにならないので手を加えました。
また小括弧でくくった部分は引用者の補足、文中に「Aに対する迫害」とあるのは元の本では「Aの迫害」ですが、分かりにくいので引用者が変えました。
【以下引用】
・・・(前略)・・・こうした態度は、何らかの悪事を隠蔽する意図的なものでも、イデオロギー的な狂信の証でもなかった。
代わりに(Yは)「(Xの)この話す能力の不足が思考する能力、つまり誰か他の人の立場に立って考える能力の不足と密接に結び付いていることは明白である」としたのである。
こうした解釈は、繰り返された発言と態度の不一致による。Xは過去の発言との食い違いや、一貫性のなさを自覚できなかった。
(Xには)Aの救済者として自身を語ることも、あらゆるAに対する迫害が自らの責任だとホラを吹くことも、同じ真剣な調子で述べることが可能だった。
決まり文句を繰り返し発言するだけで満足したのである。そして発せられた語の醸し出す雰囲気に浸り、思考を停止させていた。
そのため「Xとは意思の疎通が不可能」だとYは言い切っている。