またしても小檜山氏が、<『るろうに剣心』に登場する斎藤一を考察「牙突」はむしろ新選組とは無関係?>を
アップしているが、

>『るろ剣』における斎藤一と言えば?やはりあの技でしょう。

>「牙突」

>いったい「牙突」とは何なのか? 斎藤一の流派に関係しているのだろうか?
>いえいえ。
>完全にフィクションです、以上――と終わらせるのも味気ないので、少々ツッコミしつつ考察させていただ
>きます。

>まず新選組の実在隊士で突きが得意だったのは沖田総司とされています。
>ただ、新選組の強さの秘密は、集団戦法にこそあるのでしょう。
>斎藤一の史実からはかけ離れた技であります。というか「牙突」には別の元ネタがあるのです。

>それがSNK 『真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変』(以下真サム)から登場する牙神幻十郎(きばがみ げ
>んじゅうろう)です。

>るろ剣著者の和月先生はSNKゲームが大好きで、例えば火傷する前の志々雄真実(ししお まこと)は、まん
>ま牙神。

>厄介なことに、この牙神モチーフは斎藤一にもあると思えます。
>『真サム』のキャラクターセレクト場面では、牙神は刀の切っ先を観る側に向けるようなポーズを取ります
>が、あれは実際の剣道ではあまりない、デフォルメされた魅力的な構図です。
>この構図が『るろ剣』斎藤一の必殺技に似ている……と思えなくもありません。

>「いやいや考えすぎじゃね?」
>そんなツッコミもされそうですが、似通っているのはそこだけじゃありません。斎藤一の「もう殺す」は、牙
>神の決め台詞として有名なのです。ただし……。
>NKも、のちに牙神の技として「牙神突」というものを実装しました。
>要するにSNKとるろ剣は【持ちつ持たれつ】なんですね。

続きます