>>574 >>575 追加

それと「『ムーラン』批判は中国政府への抗議だ」という事とは別に、小檜山氏とディズニーのしていることは矛盾してい
ると思う。

この頃のディズニー映画を見ていない私が言うのも何ですが、最近のディズニーって『アナと雪の女王』に代表されるよう
に「女の子の自立」とか「女性のエンパワメント」とかそういう事に熱心だし、小檜山氏(武者氏)もそこに共感してきた
と思うんですよね。

しかし儒教の忠孝の教えというか儒教というのは一般的に、女性の自立とかエンパワメントとは相性が悪いというか、はっ
きり言って対立する概念だと思います。だから元々『ムーラン』が儒教に忠実な作品だとしても、「ディズニー映画として
の『ムーラン』」ならアニメ版の「本当の自分探し」の方が、実写版の「家や国に尽くすこと」よりあっているんじゃない
でしょうか。史実重視なら実写版かもしれませんが、むしろディズニーの今の在り方なら「女性をエンパワメントするため
のムーラン」の方がディズニーっぽいと思います。

小檜山氏は「儒教文化を尊重」したいのか「女性のエンパワメント重視」なのか、これって対立する概念だと思うんだけど
どっちなんでしょうね。>>574 の引用を見る限り「儒教文化尊重」に見えるけど・・・。それだと「女性のエンパワメン
ト」という点から考えるとおかしいのでは?