>>663・665・666・668
いつも毎度連投さんの武者レビューへの突っ込みには感謝していますが、今回は本当に感服つかまつりました。
ところで>>663の引用部分中の武将ジャパンリンク記事は、上は武者氏のレビュー、下は小檜山氏のものですよね。同一人物説に立てば自己引用に過ぎない。
なぜ、そこにこだわるかと申しますと、ご存知と思いますが『武将ジャパン』には「最上義光プロジェクト」 なる執筆者が複数の記事を投稿しているからです。

●最上義光プロジェクトプロフィール
http://samidare.jp/mogapro/sp/note?p=profile

特に、武者氏が最上義光の復権を希望ないし大河ドラマ責任論をぶちあげたいのなら、同プロジェクトが執筆した
●「人物叢書『最上義光』は迷わず買いだ! 発売直後にバカ売れ瞬殺で重版決定のナゾを解説」(@2019/11/19(2016/03/23)) と
●「東北の名将・最上義光のオススメ書籍をピックアップ!ついでに「鮭様」の誤解を解いておきましょう」(@2019/11/19(2016/04/14))
 への本文中でのリンクは不可避、本文終了後の「あわせて読みたい」では足りないと思うのです。

まず『独眼竜政宗』について、確認しておきたいと思います。

――【「なぜ戦国武将の評価はコロコロ変わる? 特に「鮭様」が乱高下しすぎ問題」(by 小檜山)(@2020/06/04)より引用開始】――
1987年の大河ドラマ『独眼竜政宗』です。
放映から30年を経てもなお、オールタイムベスト常連の傑作。義光は政宗の前に立ちふさがる悪役として登場したのです。
原田芳雄さんの熱演は素晴らしく、脚本的には人間性を演出された部分があったものの、多くの視聴者は「政宗をいじめる陰険な男」としてとらえてしまいました。
当時の人はドラマを今の人よりも信じる傾向がありました。
朝の連続テレビ小説『おしん』でヒロインの父を演じた俳優が、街中で「もっとちゃんと娘を育てろ!」と怒られたなんて話もありましたから。
また現在と違ってインターネットもなく、最上関連の書籍もない時代のことです。
数少ない情報源として大河ドラマにふれた人の義光評価は固まりました。
山形の人や最上研究者が「なんであんな悪人が好きなの?」「なんであんな男をわざわざ研究するの?」と言われてしまったこともあるとか。
――【引用終了】――

続きます