>>885・888
嵐が吹かねば、太陽が輝かぬとするなら、大地を走る無謀な風となろう。
戦いの果てにしか安らぎは来ないものなら、己の血の滾りに身を任せよう。
それぞれの運命を担い男達が昂然と顔を上げる。

次回、「足利決起」
放たれた矢は、北条を射るか、地に落ちるか