昼間、ヒストリアを見てたら、見たことないおっさんが出てきて、
「天下とは五畿内のことです」とか、ほざいてた。

群雄割拠し、天下麻の如く乱れ・・・てゆうのは、五畿内だけのことなのかよ。

そしたら、信玄と謙信が、元就と義久と氏綱も
「俺らのとこは"天下"の外だってよお」って呆れるだろう。

信長が始め、秀吉が受け継ぎ、家康が完成した天下統一は、五畿内だけのことなのかよ。

平手政秀が信長へ宛てた「死諌の書」でも
「…各国の諸将、浅井、朝倉、今川、北條、武田、上杉、佐々木、斎藤の面々、
威を震ひ権を争ひ、相互に天下を併呑せんと欲するの時なり…」
と書いてあって、明らかに、天下=全国 の認識だ。

通説が絶対だとは思わないけど、
こういう、珍しい説を立てれば目立てるっていう風潮はどうかと思うな。


それから、
信長が義昭に当てた、忠誠を誓う手紙を出してきて、
信長は、足利幕府を支える考えだったとか主張していたけど、
そりゃ、初期の関係良好のときは、手紙にはそう書くよな。

のちに義昭が勝手に動くようになったから、
諸大名に手紙を送るときは信長の連署が無ければいけないとか、申し付けたんだし。