大河主演の選定について

【直近20年間の主演俳優の所属先/NHKドラマ出演歴】

・2001…伝統芸能/大河と朝ドラ無し
・2002…(W主演)※研音&セブンス/出演多数
・2003…伝統芸能/子役出演1回のみ
・2004…ジャニーズ/大河と朝ドラ無し、ドラマ脇役1回のみ
・2005…ジャニーズ/朝ドラ無し、ドラマ脇役1回のみ
・2006…(W主演)※尾木&劇団育成枠/出演多数
・2007…劇団育成枠/出演多数
・2008…(女主演)※ヒラタ/出演多数
・2009…ホリプロ/一切出演無し
・2010…アミューズ/一切出演無し
・2011…(女主演)アミューズ/朝ドラ脇役1回のみ
・2012…ホリプロ/大河と朝ドラ無し、ドラマ脇役1回のみ
・2013…(女主演)ホリプロ/大河と朝ドラ無し、ドラマ脇役1回のみ
・2014…ジャニーズ/大河と朝ドラ無し、ドラマ1回のみ
・2015…(女主演)セブンス/出演多数
・2016…田辺/出演多数
・2017…(女主演)スターダスト/一切出演無し
・2018…ホリプロ/大河無し、朝ドラなど複数出演
・2019…(W主演)伝統芸能&脚本家枠/出演多数
・2020…ヒラタ/出演多数
・2021…アミューズ/大河無し、朝ドラほか脇役出演
・2022…※トライストーン/出演多数
※は事務所初の主演抜擢


◆NHK貢献度の高い所属先「アミューズ、ジャニーズ、ホリプロ、スターダスト」の俳優や
歌舞伎俳優(伝統芸能)は、大河主演選考にあたりNHK出演歴は問われない傾向にある

◆2000年代以降、大手芸能プロ所属俳優の主演抜擢が主流になっている

◆NHKドラマで主要な役を演じた俳優の所属事務所は数十社にのぼるが
大河の主演選出はその限りではなく、選考オーディションも無い
制作発表直前にオファーされることが多々あり、スケジュールとの兼ね合いにもなる



【平成以降の大河主演40名の内訳】

(1)常連事務所の俳優が全体の70%
大河主演や朝ドラ主演を複数出している(※常連)事務所の所属俳優による大河主演
(2)歌舞伎など伝統芸能系10%
(3)劇団育成系10%(NHKが無名時代から抜擢して人気がでた劇団俳優)
(4)その他10%(事務所初で大河主演に抜擢された俳優)

(3)(4)の俳優が大河主演するにはNHK出演歴や貢献度、民放や映画などでの主演実績が必須

「(3)NHKが育てた劇団俳優」は上川隆也や内野聖陽が該当(大物二世の緒形直人も含む)
「(4)その他10%」はNHK貢献度の高い唐沢寿明や仲間由紀恵や小栗旬、脚本家指名の阿部サダヲが該当

W主演は主に(2)(3)(4)の俳優から選ばれる
(1)の俳優は主に単独主演で起用される