>>791
この辺が鎌倉幕府滅亡の伏線になってる説があるね
幕府は基本的に御家人の利権を守るための組織で
さらにざっくり言えば東国統治が鎌倉を首都とした幕府の担当で
西国統治は基本的に朝廷の担当で重要事項には幕府が干渉する形

それが元寇が大きなきっかけとなって西国にも幕府が大きく関わることとなって
元々小さな範囲の統治を前提としていた得宗専制支配のキャパがオーバーしてしまったのに
体制改革をなし得ぬままに得宗の権益が肥大化し続けて
全国の矛盾や軋みがパンパンに腫れ上がった出来物のようになっていたところに
後醍醐という針に突かれて破裂してしまったと

それから続く血膿の洪水の海が南北朝時代