ちょっと時間が空いたが、82 4ページ目

>三淵藤英が、朝倉景鏡と山崎吉家と語り合っています。

>朝倉一門は、分裂しているのです。
>一向一揆に手こずっている景鏡からすれば、疲れ切っていて上洛どころではない。
>国の中を鎮めることが先決。だいたい金がかかる。兵糧米だって集めねばならない。そんなことつきあいきれないと。

>家老の山崎吉家も、同意している。

だから >>102-103 で書いたが、こういうところをもう少し描いておけば。ここら辺の朝倉家の状況を描いた大河ドラ
マってなかなかないのだから、そこを描けばよかったのに。

「朝倉景鏡は一向一揆に手こずっている」ということなら「朝倉家が上洛するのも簡単じゃない」ということだから、
こういうことは描いておかないと。だから光秀がボンクラに(以下略)。今回いきなりこういう状況が出てきて腹を立て
ているという。

また「徳川慶喜」の話になるが、あれは第1回から水戸藩が内部分裂して互いに争っている状況をきちんと描いているし、
15回の斉昭のセリフで「我が藩のゴタゴタは、昨日今日始まったことではない!」と言っていた。

もっとも「そんなことをきっぱり言っている場合か?水戸藩のごたごたは大部分アンタが原因だろう」と笑ってしまった
が。斉昭は馬鹿ではないので、「自分の藩がゴタゴタしている」という理解位はしていたが、義景の場合、「ゴタゴタして
いる」ということにすら気付かない馬鹿という設定はいいのだが(多分そういう風に描いていると思うし)、この描き方だ
と光秀も馬鹿になってしまうのが問題である。