>>180

>アメリカ人がペリーのフィクションを作ったとする。そのうえで、日本に黒船来航するくだりを「アメリカ人には馴染
>みがないし。日本人がぐちゃぐちゃとうるさいからカットします」と言われたら?
 
>苦学生ヒトラーが、ナチスを率いて国を立て直すところで終わる、ドイツのドラマとか。
>「ナチスドイツには、悪いところもありますけど。それは他の作品で描かれていますからね」
>という言い訳もセットでついてくると。
 
>こういう姿勢が、果たして通用すると思いますか?
>どうしてそんな手口が、秀吉ならば通ると言えるのでしょう?

司馬遼太郎の『新史 太閤記』は全然知らないからコメントできないが、「ペリーの黒船来航前」も「ヒトラーの国を立て
直すところまでで終わるドラマ」もその作者が特にその部分を描きたいというテーマがはっきりしているのならありでは?
(ヒトラーの場合は、私がいいと言っても批判が起きそうな気もするが)

>江戸時代、当然のことながら秀吉は低評価を受けます。前政権を担っていたこともありますが、海外への出兵で、無駄な
>消耗をしたと評されていたのです。徳川政権は、朝鮮と清(中国)との関係正常化に尽力していました。その原因を作っ
>た秀吉の評価が辛かったとして、不思議はありません。

それこそ関係が全く逆だと思う。家康は、秀吉が「唐入り」で失敗していたから、「秀吉と違う自分」をアピールできて、
朝鮮と清との関係正常化をやりやすいというところもあったと思う。