小檜山noteでの記事のアップが加速しています。今日は2つ、片方だけ魚拓を採りました(半角スペースの処理はいつもどおりでお願いします)。

「半分、迷い。どうして脚本家叩きが止まらないのか?」@2020/10/13
 https:// rchive.is/IweBM

【引用開始】
幕末史を調べていると、「異人を斬るぞぉ!」とみんなで盛り上がった……ということが出てきます。そこにあるのは、怒りとテンションの高さ。起こりまくって、正義を為す、そういうことへの高揚感があります。
北川さん叩きを見ていて思い出したのは、こういう攘夷ムーブです。彼らの投稿には、熱気がある。皮肉っぽくしらけ切っていようと、腹の底にはグツグツと煮えたぎるものがある。
だいたい、そんなに嫌いなら、北川さんの情報なんざ、集めなきゃいいじゃないですか。それを熱心に集め、ちゅーるにまっしぐらする猫ちゃん並みに素早く投稿。どんだけファンなんだろう。
【引用終了】

私は『半分、青い』をほとんど観てなかったので憶測による部分が多いのですが、このドラマが始まるまでの北川氏ってそんなに評判が悪かったのですか?
ドラマ内容を観て、また脚本家のtwitterなどを見て、北川批判に走った人々が多かったような印象を持っているのですが・・・。
また、とんでもない内容のドラマやtwitterなら、これを書いてるのはどんなヤツ?と調べてみたくなるのも人情でしょう。幕末の攘夷運動と比べてもっともらしく見せかけているだけのように思います。

【引用開始】
ところで、「あの脚本家ならば納得だ!」と書いた時点で、罠にひっかかっているとわかります? 『半分、青い。』の震災描写もそうですが。
震災は、理由の後付けですよね? まず、北川さんを殴るという目標がある。で、理由をあとからつけると。よくあるテクニックです。
こういうのも戦争の歴史なんか調べていると、よくあるものでして。王様を幽閉するなり、どこぞに攻め込んでから、理由を探してくっつけると。
そしてそもそも、あの震災関連にせよ、今回のドラマの発想やタイトルにせよ、なんで脚本家一人をぶっ叩いているのかという話ですが。ドラマって、企画から何から何まで、脚本家一人でどうにかなると、本当に信じているのですか?
【引用終了】

『勝手に品評会』の落武者さんは、色々文句は言いながらもレビューを続けてましたが、震災の描写を観て半青レビューを中断されました。
同様に、決して後付けでなくドラマを観て激怒された方も多かったのではないでしょうか?
また、主人公の友人が死んだこと自体ではなく、そこに持っていくまでのご都合主義的展開、亡くなり方の問題が批判対象になったのではないでしょうか?
さらにそもそも脚本家が目立つ言動をしていたこと、NHKがそれでも穏便な方向に脚本を変更しようとしていたらしいこと等から、北川氏が矢面に立つことになったと認識しています。

小檜山氏はこのあとも色々語っていますが、
基本的に「基本的に巨大掲示板に集うのはー」「SNSで群れるのはー」「エコーチェンバー効果だー」という枠を越えるものではないと思います。

それにしてもメジャー雑誌でインタビューアーをさせてもらった武者震之助さん、その後北川先生との関係が発展したとは全く聞かないのに、未練タラタラのようですね。