「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」のレビュー(?)はまだですが、気になったので・・・。

第2回で、水無瀬碧(演、菅野美穂)が四十肩を医者に五十肩と言われたのに腹を立て(録画を取っていないので間違って
いるところもあるかもしれません)、スパゲッティを食べていたのですが、「腹が立った」という表現なのでしょうが食べ
方汚さ過ぎ。武者氏は「まんぷく」で散々「食べ方がーッ!!」と叩きまくっていましたが、今回の碧ほど汚い食べ方をし
ている人誰もいなかったよ?食べながら喋っていて(これは「まんぷく」もそうだが)、それこそ武者氏が「まんぷく」で
良く言っている(そしてそんなシーンはなかったのに)「口の中の食べているものが見えている」感じだったんだが(録画
を取っていないので良く見たら見えていないかもしれないが、見えそうな感じ)。

まぁ武者氏のことだからそこは無視するか、もしくは「この食べ方は碧の感情を表す良い演技で演出です。ノリだけで出演
者に汚い食べ方をさせた某朝ドラとはわけが違います!!」とかエクストリーム擁護をするかもしれませんが。

後、これはツィッターでほかの人も言っていたことですが「バブルの頃のトレンディードラマ」っぽいんですよねぇ。碧の
娘の空(演、浜辺美波)の友人(?)の男の子(スミマセン、人間関係を把握できていない)が漫画家かアニメーターに
なりたいみたいだが「そんなことに一生懸命努力しているのを知られるの恥ずかしい」みたいなことを言うんだけど、マン
ガ家とかアニメーターになることが「人に知られると恥ずかしい」と言う感覚って、今のじゃなくて30年位前かそれ以上前
の感覚のような?私も今の若者事情に詳しい訳ではないですが、今の若者の苦労って「非正規の仕事しかない」とか「ブラ
ックで働いても働いても金が貯まらない(よってバブル期にやっていたようなファッションとか車とかに金が使える状況で
はなく、もっと堅実なことを考えている若い子が多いと思う)」とかで、碧とか恋愛のことばっかり考えているみたいで、
なんかバブル期のドラマみたいなんですよねぇ。

それにしても「まんぷく」で「女は恋愛のことばっかり考えているーッ!!」とか非難しまくっていた武者氏ですが、何でこ
んな恋愛のことばっかり考えているようなドラマがいいんだろ?1回は途中から見て、通してみたのが今回が初めてなのに言
うのも何ですが、武者氏が気にするジェンダーとかの感覚も古臭い感じだし、何かと言うと「海外が―ッ!!」と言う人が好
むドラマにしてはおかしい気がするんだけど(普通に考えると、海外ドラマを好むような人って、トレンディードラマは鼻も
ひっかけない気がするんですが)。

しかし私はこう言う恋愛ドラマに全く関心がない人間なので(だからトレンディードラマもほぼ見ていない)1時間の視聴が
きつかった(既に22分の時点で飽き飽き)。そう考えると朝ドラの場合15分なので仮に退屈でも我慢ができるし、大河ドラ
マは歴史関係なので(私の好きな分野なので)仮に駄作でも、「この歴史的事件を何でこんな変な描き方にしてしまったの
か?」とか思いながら見られるので(私としては)楽にみられるものだったんだなぁとしみじみ。