>>396
>主観的に描かれた資料でしか主人公がその時どう思ったか、主人公はどういう思想だったのかはわからない。

これは確かに仰る通りです。
色々考えてみて、つまるところ俺は「客観性のある資料に載っている とある出来事のあらましの記述を元に脚本家ないし歴史小説家が、主人公やその周りの人物の行動原理や心情を想像して創作した大河しか見てこなかった。だから今回、自伝が残っている人物の大河というものを初めて見て、『実はこれも手記に残っている。あれもこの著書に書いてある出来事』という状況に戸惑っている」のではないかと思う。

>>397
挙げていただいた3作品は、どれも見たことがないのです。すみません。初めて見た幕末大河は八重の桜、花燃ゆ西郷どんは途中離脱。
ちょうど最近再視聴したところなので真田丸を例に挙げると、客観的史料にも残っていなければ、主人公が(歴史に影響を及ぼすほどの)何かを成し遂げた訳でもない、脚本が完全創作した「主人公の少年時代の地元での話」が結構好きだった。麒麟のお使いクエストは好きではなかったが。
主人公が歴史に絡んでいるか否かだけが、自分の「好き/好きじゃない」の判断基準になっているわけでは無いと思う。多分。