西洋哲学の大前提である、「人間は皆 等しく理性を持っている」とか、「道徳と【幸福】の一致」だとかいうのが、 そもそも大間違いのこんこんちきだ。
話は極めて簡単で、倫理的レベルがボトムの者は全ての他人が善人だから最高に【幸福】で、 倫理的レベルがトップの者は全ての他人が悪人だから最高に不幸だ。
高校を出た者なら誰でも数学で習った筈(ハズ)だが、「あらゆる物事はピンからキリまで正規分布する」
つまり、人間にはピンからキリまであり、人と人の間には天地の差が有る。
そして、無数に存在する全ての宇宙の 全ての時空点に於て、世の中というのは 悪人がやりたい放題やって善人が毎日 泣き暮らすというだけのことだ。
例えば尖閣諸島事件。 100対0で中国が悪いのに 100対0で中国が勝っただろ?それが現実だ。
それから例えば、日本に比べたらゴミみたいな国である北朝鮮に 日本は全く歯が立たなくて、 金も物も技術も人も人命も 奪い放題 奪われ続けているだろ?
同胞が大勢 拉致されて、「拉致してくれて感謝しています」と言わされながら救出を待っているのに、どうすることも出来ないだろ?
それが現実だ。
だから 【幸福】になるには、やりたい放題やる側になるしかないんだよ。
「人間は皆 等しく理性を持っている」だの「道徳と【幸福】の一致」だのというのがいかに虚しい戯言(ザレゴト)か分かっただろ?