まだ、日本は、治安維持法の影響下にある
◆ETV特集「自由はこうして奪われた〜10万人の記録でたどる治安維持法の軌跡〜」
 今も続く日本の「自白偏重」は、1941年の《治安維持法改正》から始まった。
 『なんと、それまでは、取調中の自白は、証拠採用できなかった』。
 それが、「自白に基づく尋問調書」を検察が提出すれば、証拠として採用されるように改正された。
 そのため、これ以降、『特高(内務省のもとにあった特別高等警察)は、自白にこだわるように』。