医師の処方箋が必要な医薬品を無許可で支那人に販売していた
大阪府警国際捜査課など
医薬品医療機器法違反容疑で、大阪府保険医協同組合職員の男(50)=堺市東区=と医師の男(61)=神戸市東灘区=を書類送検した。
日本の処方薬は支那で人気が高く、職員は組合で仕入れた医薬品を横流しして数千万円の利益を得ていたという。ともに容疑を認めている。
職員の送検容疑は3〜4月に数回に分けて、支那人の女(33)=医薬品医療機器法違反罪で起訴=に医薬品計336箱を約345万円で無許可販売した疑い。
大阪府保険医協同組合は府内の開業医向けに医薬品の共同購入や経営サポートを行う組織。
職員は医薬品の仕入れや販売の責任者で、架空の伝票を使い、支那人女に毎月数百万円分の医薬品を売り渡していた。
湿布薬や糖尿病治療薬が中心で、足りない薬は医師の男を通じて入手していたという。
2018/06/15