『ドクトル・ジバゴ』
ノーベル文学賞。ソ連共産党は作者ボリス・パステルナークに受賞を拒否させた。

ソ連の共産党は「(『ドクトル・ジバゴ』は)革命が人類の進歩と幸福に必ずしも寄与しないことを証明しようとした無謀な試みである」と非難した。
当時「【社会主義革命の輸出】」をしていたソ連政府にとっては「ロシア革命は人類史の大きな進歩である」という政府の見解に疑問符をつけることは許しがたいことであった。