液体ミルク、期限前に廃棄 都の支援物資

昨年9月の北海道地震で被害を受けた日高町が、支援物資として受け取った乳児用液体ミルクを、
「日本では使用例がなく、衛生管理が難しい」との通知を受け、賞味期限前に廃棄していたことが20日、分かった。ほかの町でもほぼ使われないまま期限を迎え、廃棄するなどした。

支援の液体ミルクは東京都から提供され、フィンランド製で計1050本。日高町を含む道内の5町は、道を通じて地震5日後の昨年9月11日、提供を受けた。