>>392
19世紀後半〜20世紀初頭の「民族自決」の理念を強く打ちだしたタイプの右翼ね。
「自民族を潰そうとする勢力には徹底抗戦し、同じ敵を持つ別の民族とは共闘・宥和する」という姿勢。

満洲国の「五族共和」のスローガンとは極めて親和性が高い思想。
そのため小澤開作は「満洲宣撫使」という扱いになりました。

なおこの「民族派右翼」の思想は日本の敗戦により結果的に頓挫したわけですが、
その残滓として「街宣右翼に在日韓国・朝鮮人がいる」という現象も生み出しました。

思想史の豆知識。