一方で、改めて問題視されたのが宮城野親方の指導力。石浦と宝香鵬の仲裁に入ったのは白鵬だった。

芝田山部長は「師匠が稽古を見ていたにも関わらず、しっかり抑止できなかった。協会の第一人者である横綱白鵬がいる部屋ですから。しっかり考えてもらわなければいけない」と話した。

宮城野親方は昨年も、春場所の優勝インタビューで白鵬が三本締めをした監督責任を問われ、3カ月10%の報酬減額。
一昨年1月にも、式守伊之助(現在は退職)の若手行司へのセクハラで、厳重注意を受けている。