自動運転車やEVの実現時期も、世界の名だたるコンサルが予測を外しているように(2020年にはレベル4の自動運転車は実現してるというのが、
大まかな予測だったはずです)、このような予測など外れて当然の分野なのです。よってその内容は、今実現可能と思われる「理想」で充分だと思います。
私はそれが正確かどうかではなく、ロードマップを示すことが、政権を運営していく「現実性」のアピールになり、
国家の雇用や産業構造の変化の推移をちゃんと考えているという有権者への責任の表明になると思うのです。目的はそのためです。

本当は中国のように、アメリカのエネルギー戦略としてトータルで考えることで、共和党と民主党に分かれて、
どっちかに偏るような形は私はあまり好ましくないとは思うのですが、現状のアメリカ政界を考えればしょうがないと思います。
ただオバマ政権時の、戦略核のように、理想と現実で政策を分けることは可能と考えられます。まずは選挙に勝つために、共和党も民主党も、
最善のアピールを考えるべきだと私は思います。ただ、私は争点には見えず、考えろと言われれば、今の原油採掘精製関連産業から、
「グリーンニューディール政策」を支持する方々まで、ほとんどの支持票を取れるロジックは考えられます。
ただそれじゃ選挙になりませんから、ここでは言及を控えます。必要であれば、アメリカで声を掛けて頂ければ、お伝えしたいと思います。