私がこの政策に強く感銘を受けた点は、「アメリカが技術覇権を世界で握る」意志を明確に示しているところです。
私は地球温暖化の原因が温室効果ガスかどうかは確信を持っていませんが、それが環境エネルギー技術の軽視や開発遅延の理由にはなりません。
早かれ遅かれ、このような環境エネルギー技術の時代は到来するのです。だからこそ、化石燃料に依存する中東諸国は、
そのオイルマネーを環境エネルギー技術に投資し、石油の需要が細り出す将来に備えようとしているのです。
「グリーンニューディール政策」を提唱することによって、この産業分野の研究開発や普及が進み、アメリカの主要な輸出産業になり、
アメリカがこの産業分野でも技術覇権を世界で握れるのなら、それはアメリカの大いなる国益であり、世界覇権と繁栄の維持になります。
貿易赤字もこの技術の輸出が多額になって貿易黒字を稼ぎ出せば、基軸通貨国として適正なレンジに戻り出すかもしれません。
大統領選挙という戦いを抜きにすれば、アメリカ第一主義のように、トランプ大統領にも真似して欲しいぐらいです。
私はこのような産業政策を、時の大統領の元の末席で、超党派の方々と実現したかったのです。
その一つであり、私の理想が書かれているようさえ見えました。Mr. Joe Biden, 大統領選挙の結果に関わらず、これを一緒にやりましょう! 
私は時の大統領の意向の範疇でしか動けませんが、国防権限法のように、共和党も民主党も、超党派で合意できるアメリカの産業政策になりうると思います。
そのドラフトの一部になりうるのではないでしょうか。