入所するとまずは「新入調べ講堂」に入る。そこには大勢の刑務官がいて、みんな俺たちに大きな怒鳴り声で何かを言っている。初犯の受刑者はみんなその声の威圧感に固まってしまう。

次に、「新入調べ室」に入れられて、壁の前に目を閉じて立たされる。とても長い時間に感じられたが、実際には10分くらいだ。名前を呼ばれたら目を開け、刑務官の指示に従い持ち物検査を受ける。刑務官は面倒くさそうにイライラしながら荷物の内容について質問をし、はっきり答えないと、大きな声で怒鳴られる。

荷物検査終了後は身体検査を受ける。全裸になり、玉入れ検査。拘置所でも同じ検査を受けるが迫力が違うし、刑務官の目つきがはるかに威嚇的だ。モノを手でつかんで入念に調べ、裏の部分まで見られる。その後はかがんで肛門を見せる。とても屈辱的で、悪夢のような時間だ。

https://news.livedoor.com/article/detail/15535599/