【おはよう日本・土日祝】川崎理加さん その1
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わざわざ長崎へ行ってちゃんぽん食べるとかさ。
ソーキそば食べるためだけに日帰りで沖縄行っちゃったりね。 「下関のふぐが乙ですよ。明日食べに行ってきます」
なんて語ったかと思えば、
広島行って牡蠣料理食べに行ったり。 今度は神戸の肉を食べに行き、
ついでに名古屋へ寄って鶏を食べたりね。 と思ったら次の週には、
静岡行って蜜柑とお茶を召し上がっちゃう。 そして、信州へ行ってお蕎麦食べてさ、
山梨にも寄ってほうとう食べちゃう。 で、北海道だったら三平汁って感じでね
もう、日本中股にかけて食べ歩いている人がわんさかいるでしょ。 それもこれも、今の世の中
飛行機や新幹線があるから誰でも気軽に出来る道楽なわけだけど
江戸時代にこれをやってた人ってのはなかなかの風狂人だよ。 だって仕事そっちのけなんだから、身代潰しかねないもんね。 そもそも道楽ってのは道に楽しむと書くわけだけど
こうなっちゃうと、もう道に落ちるの道落に違いないね。 どうせ同じ道楽なら、お金を貯める道楽なんてあるといいね。 古い川柳に
「遣っても貯めても金はおもしろい」なんてのがあるけど
これは実に巧いこと言ったもんだよ。 怖いもも見たさで思い出すのがふぐ料理。
とりわけ、ふぐちりがいいね。 大好きだよ。
今の暑い時分はちょっと不向きだけどね
寒くなってくると毎晩ちりでもいけちゃうね。 もうちり鍋は、ふぐじゃなくってもなんでも美味いから困っちゃう。 死んでると言えば
やはり季節柄、怖いもの見たさもあってか
因縁話や怪談なんて乙だよね。 こういうものってさ、
いつの時代になっても人を惹きつけるよね。 「幽霊なんていやしないよ。死んだら灰になるだけだよ」
なんて言葉で済ましちゃうと
身も蓋もないし、なんだかつまらない。 やはり幽霊やお化けってものにはロマンがあるんだよ。 肉体は滅んでも、魂というものはちゃんと残っていて、
死にはしないんだみたいなね。 こういう人間の強い憧れが怪談にもつながっているわけだから
いくら科学の時代になっても、すたれやしないんだろうね。 ところでさ、お化けより怖いって言うと、リアルに犯罪だね。 ちなみに、1年で一番犯罪が多いのは春先なんだとか。 まず泥棒で一番に思い出されるのは
石川五右衛門だろうね。 京都南禅寺の山門でお花見をして
「絶景かな」ってうなったって話があるでしょ。 花見の時分に、黒ビロードのどてらを着てんだからさ
インフルエンザかなんかにかかってたんじゃないの?
って疑いたくなるくらい季節外れの恰好だよ。 「春の眺めは値千金とは小せえ小せえ。
この五右衛門には値万両、万々両!」ってさ。 万両の値打ちがあると言っておきながら
実際には、山門に上がっておいてびた一文払ってないんだよ。 「春の眺めは値千金」と言うけど
実際の拝観料なんて、酔い覚めの水の値段と同じ値段だよ。 そう言えば昨日書いた石川五右衛門も
秀吉のプロパガンダで天下の大泥棒に仕立てられちゃったんだよ。 嫌われ者の大悪党をつくりあげようとしたら
ヒーローみたいに広まってしまったのは
さすがの秀吉も計算ミスだったろうがね。 実際、石川五右衛門て泥棒界のレジェンドということになっているけど
じゃあ、何を盗んで大泥棒って言われたの?っていうと
誰も知らないでしょ。 なんだかイメージだけで大泥棒なんてもてはやされちゃってるわけよ。 あの厳重な警備が施されている大阪城に忍び込んだくらいなんだから
さぞかし肝っ玉の据わった大物なんだろうという想像だけで
いつの間にかレジェンドになっちゃった。 事実、石川五右衛門の素性を探ると
天下の大泥棒でもなんでもなくって
元々は海賊なんだよ。 それもこれも
そういう印象操作を働いて
デマを拡散させたのが
当時の最高権力者であった太閤秀吉だったんだよ。 秀吉が自分の権威を根付かすために
五右衛門を大悪党に仕立てた物語をつくって
瓦版なんかを使って拡散していったんだってさ。 頭の悪い庶民は疑わずそれを信じこんじゃって今に至るわけよ。 現代のマスコミの情報を鵜呑みにして踊らされているアホと
図式は全く一緒だよね。 「楽しそうだからイライラ」ってフレーズで思い出したんだけどね 石川五右衛門にも楽しいこぼれ話ではあるんだけど
なんだかイライラしてしまうっていうエピソードが残されているんだよ。 もうね、石川五右衛門に関しては嘘ばかりだっていうのは
さっきも話した通りでね、
もうこれだけでもイライラするんだよね。 たとえば、五右衛門は、油が煮えたぎった釜の中に入れられて処刑されたでしょ。 いわゆる、「釜茹での刑」って呼ばれるお仕置き法だね。 本当なら、釜茹でじゃなくて釜揚げじゃなくっちゃおかしい。 でも、これもね、
なんでこんなおかしな日本語がまかり通ってしまったのかって理由は
もうちゃんと判明しているんだよ。 京都のうどん屋さんのクレームが発端だったんだってさ。 「処刑方法に釜揚げの刑なんてつけられちゃうと
釜揚げうどんが売れなくなっちゃうからやめてくれ」って嘆かれて
釜茹での刑って名前を採用したんだよ。 トルコ風呂がトルコの国から苦情を受けて
ソープランドに名前を変更したような感じなんだろうけど
日本語としてあり得ない表現だけはやめてもらいたいよね。 「低学歴」というフレーズで思い出したことがあったもんで
今日はそれを書くことにするよ。 無知の知とはよく言ったもので
この世で最も救い難く、人をとことん不快にさせるものは
無知の無知だね。 それとは反対にね、ピュアな無知というのは
なんだか周りをほっこりとさせてくれる癒やし効果があるよね。 昔、お清という女中さんが
お年玉代わりに金杓子をもらったんだってさ。 女将さんに
「お清や、金杓子をご年玉にいただいたから、今日からこれを使いなさい」
なんて言われてね。 そこでお清は、
「定吉どん、東京では金杓子のことをご年玉と言うのかい?」 こういう無知というのは、どうしてこうも
あたたかい気持ちにさせてくれるんだろうね。 お清は旦那さんから
「今日は元日だから掃除をしちゃいけないよ」ってたしなめられたんだ。 するとね、お清は
「まあ、お正月は何につけてもお得ですわね」とつぶやいたそうなんだよ。 女中さんの心持ちが実に良く出た微笑ましい話じゃないの。 決して高学歴者が人を幸せにし、人をほほえましてくれるわけじゃない
というのがよく分かるお話だね。 喫煙と言えば
歌舞伎の「桜門五三桐」で石川五右衛門は
大きな銀煙管を片手に持っているよね。 考えてみるとさ、
歌舞伎では大物キャラには煙草を持たすんだよね。 石川五右衛門の他に
盗賊の有名どころって何人位いるだろうね。 パッと思いつくだけでも、
藤原保輔、熊坂長範、鼠小僧次郎吉、弁天小僧菊之助、
稲葉小僧新助なんてのもいるね。 ところでさ、鼠小僧次郎吉と聞くと随分と
すばしっこそうな名前だよね。 イメージだと20代位の若者って感じがするけど
実際、捕まった時は52歳だよ。 200年以上昔の52歳って言うと、もうお爺ちゃんだよ。 俗説では、盗んだ金を貧民に分け与えたなんて言われているでしょ。 これも後世の研究で、どうも嘘臭いって話になっているんだけど、
でもね、次郎吉が死罪になる時に、
彼に助けてもらった人々が
大勢で命乞いを願い出たっていう事実も存在するんだよ。 まあ、なんにしても、盗みを働いておいて義があるわけがないんで、
正確には、義賊ではなく、
変わっているという意味あいで、奇賊と呼ぶべきだよね。 両国の回向院には、鼠小僧の墓があるんだけど
今でも大人気。 で、その墓はっていうと
すっかり削れちゃって小さくなっちゃってるんだよ。 鼠小僧の墓の一部を削ってお守りに持っていると
無尽が当たるなんて迷信が昔からあるもんで
ギャンブル好きが墓を削ってしまうんだ。 鼠小僧だからひいてとるから
無尽が良かろうって、昔の人は上手く考えたもんだね。 ところがね、スリの世界に喘息持ちは意外に多かったんだそうだよ。 今で言うところの社会的弱者がスリや空き巣、盗人には多かったんだよ。 今でも新興国なんか行くと、幼児のスリなんて五万といるでしょ。 レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。