https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180607-00010001-kinyobi-soci

 東日本ボクシング協会のホームページには山中慎介、井岡弘樹ら5人の元世界王者が協力を呼びかけるビデオメッセージを寄せた。
集まった署名は、高裁の決定直後に上川陽子法相に提出する。

 超党派の国会議員約50人でつくる「袴田巖死刑囚救援議員連盟」は5月14日、高裁が再審開始を認めた場合に、上川法相が検察庁法に基づいて検事総長に特別抗告の断念を指揮するよう、法務省へ申し入れた。

 塩谷立会長(自民党衆院議員)と自民、公明、共産、維新の計5議員が参加。
塩谷会長は応対した小山太士官房長に「袴田さんは高齢で時間がない。人道的に考えてほしい」と強調したという。
議連は今後、上川法相に面会して改めて要請したいとしている。

 日本プロボクシング協会を含む支援8団体は、高裁で再審開始決定が出れば、その翌日から東京・霞ヶ関の東京高検庁舎周辺で特別抗告阻止の座り込みをする。
抗告期限の6月18日まで続け、世論にアピールする考えだ。

(小石勝朗・ジャーナリスト)