なつぞら11話感想より

武者氏はドラマの「拓北農兵隊」、「屯田兵」「南米の日系移民」「満州」「樺太」等の移民政策は行き当たりばったりだ―!と書い
た上で、
>現地の人種差別も厳しいものでしたが、それだけが苦労の原因でもありません。

>「日本人、日系人の勤勉さに外国人も感動しました!」
>というような論調を見かけますが、それもそのはずです。
>勤勉であるか、死か・・・・・・そういう辛い歴史が、そこにはありました。

>単純に美化してよいものなのでしょうか。

ちょっと待った。確かに日系移民は、勤勉でなければ死んでしまう、という状況にあったのかもしれないが、基本生死に関係なく、日
本人は勤勉なのですが・・・・・。

例えばフィギュアスケートでも、羽生結弦や浅田真央は、外国人コーチに「勤勉だ」と言われている。

羽生結弦のコーチ、ブライアン・オーサーは、スペインのハビエル・フェルナンデスのコーチでもあったが、「練習に遅刻する」「電
話しないと起きない」という、いかにもラテン系らしいエピソードの持ち主であり、彼はカナダに留学した時に、「こっちの人は、友
達と遊ぶ時でも事前に約束するんだね」という日本人には信じられないことに感心していた人でもある(スペインではどうしているん
だ・・・・・)。

しかし羽生に影響されたらしく、その後真面目に練習し、世界選手権2連覇、ピョンチャンオリンピック銅メダリストなので、実力は
ある選手である。

ハビエル・フェルナンデスの様な人は、日本にはほとんどいないタイプだろう。世界にはこういう人もいるので、美化している訳でも
なく、死をかけている訳でもなく、基本日本人は勤勉なのである。