「いだてん」の惨状をはた目にNHK上層部が密かに期待を寄せるのが2020年のオリンピックイヤーに放送される長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」だ。
鉄板といわれる“戦国モノ”で一気に巻き返しを図るべく、必勝態勢を指示したという。

「ここだけの話ですが、局上層部の中では『いだてん』は完全なオワコンです。
なかったことになっていると言っても過言ではない。
連絡会議や幹部会で報告がなされてもその場に居合わせた理事はみな、シラ〜ッとして誰も興味を示さないんです。
それよりもいつの間にか話題は“『麒麟』をどうやったら盛り上げられるのか”にすり替わってしまう。『いだてん』のスタッフは小さくなっています」(事情通)