昭和58年の徳川家康(平均31.2)の次が、第二次世界大戦の山河燃ゆ(二つの祖国)でこれが視聴率を大きく落とし平均21.1。
極めて大人向けの重く暗い内容で日曜の夜8時には合わず。
次の明治−大正の春の波濤も視聴率は平均18.2。
主人公が松坂慶子演じる芸者上がりの女優で、男女の愛憎劇が多かったのも低迷した理由かな。
当時の政界の動きなども描いてたから大河らしくないわけではないんだけど、一般受けはしなかったと思う。
そういう流れで「いのち」は歴史上の人物をまったく出さないが、当時の大人なら共感しやすい一般国民の戦後史を描いて過去2作より視聴率を大きく上げた。