クリントン政権下で米国防長官を勤めたウィリアム・ペリー(90歳)。氏は世界史の「危機の瀬戸際」を歩んできた。
新兵として沖縄派遣、キューバ危機の際にはCIAの分析チームで働いた。その後、国防次官として米軍全体の近代化に着手、国防長官就任時は、北朝鮮核危機に直面。
そして今、自身の最後の役割として見なしているのが「核なき世界」の実現だ。ペリー氏へのロングインタビューを通して、戦争と平和の現実を考える。