これ関係ないのかね?
http://youzo.cocolog-nifty.com/ffa/2005/12/post_cb0b.html
全日空は(2005.12.)15日、主力機種のボーイング777型機のエンジン部品に製造上の欠陥が見つかったとして、同社が保有するエンジン42基すべてについて、問題部品を交換すると発表した。
このエンジンを巡っては今年9月以降、全日空と日本航空で計3件、離陸直後にエンジンが停止するなどトラブルが相次いでいた。欠陥が見つかったのは、米プラット・アンド・ホイットニー社の「PW4000」エンジン。
全日空によると、エンジン内に2段ある高圧タービンの羽根(ブレード)の製造過程で、使用した薬剤が残留していたため、使用を続けると腐食して強度が低下。この結果、飛行中にブレードが折損し、エンジンに異常振動などが起きる恐れがある。
【追記】P&Wエンジンの薬剤残留が分かりました。
高圧タービン二段目の内部に製造段階でメッキ液が残ったため、高温の影響を受けてブレードが腐食し、運航中に破損していたことが分かった。プラット社も製造ミスを認めた。

高圧タービンブレードの空冷用の中空部にメッキ液が残ったという意味でしょうね。
しかし、腐食が進行するものなのでしょうかねぇ?
日本で開発したV2500の開発記では空冷用の穴空けによる微細なクラックを防ぐのに苦労したという書いてあるので、メッキ液の残りで腐食進行があった可能性はあるのでしょうね。
しかし、こんなミスが見逃されるということに問題がありますね。