10月11日に配信されたWindows10 Creators Update用パッチKB4041676に割と深刻な不具合が出ています。

USB Typc-Cコネクタシステムソフトウェアインターフェイス(UCSI)を搭載する環境にKB4041676を適用すると、OSのシャットダウン時にブルースクリーンやブラックスクリーンが表示される場合があるとの情報がKB4041676のページに掲載されました。

RAMディスクを使っている人なんかは特に要注意ですね。OS終了時にRAMの内容をストレージに書き込むタイプのRAMディスクソフト(SoftPerfect RAM Diskなど)だと、この不具合のせいでRAMディスクの中身が吹っ飛ぶ危険性があります。

この問題の回避策は下記のいずれかになります。
KB4041676をアンインストールする
(注:ただしKB4041676で修正された脆弱性が放置されることになる)

BIOSでUCSIを無効にする
セキュリティ面を考えれば後者が無難な選択でしょう。