>>726
昭和25〜26年にかけて、文部省推薦で「バスコン映画」と呼ばれる映画が、街の映画館で盛んに上映されました。
その特徴は、男女の局部がアップで映し出されることです。裏AVどころか表AV、いや、成人映画も存在しなかった昭和25〜26年のことだそうです。
その時代に、男女の局部アップが延々映し出される映画が、
厚生省が補助金を出して文部省が積極的に推薦をする国策映画として、堂々と上映されていたのです。
何故そうしたことが、行われたのでしょうか?
このバスコン映画ですが、バースコントロール映画が正式名です。産児調節映画という意味でした。
戦後まもなく、兵士たちが続々と復員したことなども手伝って、人々が子作りに励み過ぎたため、ベビーブームが起こり、人口が急増し過ぎました。
それを抑制するための映画、率直に言うと、避妊のための映画なのです。
ただし当時の日本人は避妊の知識が乏しかったため、そのやり方を映画で紹介したというわけです。
中には、膣内に避妊薬を入れるアップや、怒張した男性器に妻がコンドームを装着するシーンなどが延々と続く作品も、あったそうです。
日本バスコン と呼ばれる避妊具屋は 最近まで営業していました