>>659
ヒマラヤ山脈に隠れすむ雪男「イエティ」のものと伝えられる骨や皮などのDNAを調べたところ、正体は実在するクマである可能性が高いと、米国などの研究チームが科学誌「英国王立協会紀要」に発表した。

身長約2メートルの人に似た毛むくじゃら姿の目撃情報があるとされ、現地では「チェモ」や「メティ」とも呼ばれる。正体は、未知の類人猿や実在する動物の誤認など様々な説がある。
研究チームは、博物館などが保管していた「イエティ」伝説にまつわるものを含む毛や骨、皮、フンといった標本24個を詳しく調べ、細胞に含まれるミトコンドリアDNAを解析した。

 すると、歯の一つは犬のものだったが、ほかはすべてクマのもので、日本の北海道にもいるヒグマの亜種や、本州・四国にいるツキノワグマの亜種と判定された。