OECD 統計では、各国の公務員総人件費(Compensation of employees)が横並びで比較可能である。
対政府歳出比率で見ると、ドイツ16%、日本17%、イギリス19%、フランス26%、アメリカ28%の順となる。

対 GDP 比率では、日本6%、イギリス・ドイツ8%、アメリカ10%、フランス14%となる。
わが国はイギリス、ドイツとほぼ同水準であるといえる。

日本の人口千人あたり公務員数は42人と、イギリス97人、ドイツ70人と比較して低いことを考慮すると、
両国と比較すると相対的に給与水準が高いことが推測される。