>>736
解説すると、北海道の農家はみんなホクレンに加盟している。
農家はホクレンに無条件で牛乳を引き渡さないといけないことになっている。
細菌数や乳脂肪率などの指標に基づいて、ホクレンが決めた規定によって支払われる。
その牛乳がうまいかどうかは一切考慮されない。
乳脂肪率が高ければ高いほど高く買い取ってもらえる。それだけ。乳脂肪率が高ければうまいという考え方らしい。
ホクレンはタンクローリー車で回収に来る。タンクローリー車で農家の牛乳はすべてごちゃ混ぜになる。
どこの農場で絞った牛乳かはわからなくなっている。
農家はホクレンに加入していたら、自分のところで絞った牛乳でヨーグルトやチーズを作ろうとおもったら
いったんホクレンにその自分で絞った牛乳を売って、ホクレンから買った形にしないといけない。
その場合、ホクレンは何もしなくてもマージンを手にできることになる。