来日当時は68キロしかなく、どの部屋からも相手にされなかった白鵬を引き取ったのが宮城野さん。優しい人柄で、面倒見も良かった。
ただ、白鵬が出世するに伴い、ナメられるようになった。モンゴル人力士の多くは『強い者が偉い』という考え。

特に朝青龍が2010年に引退し、白鵬が本性を現すようになってからはいよいよ何も言えなくなり、完全に主従が逆転した。今では白鵬の使い走りさながら。
白鵬が都内のホテルで危機管理委員会の調査を受けたときは、自分が運転手になって車で自宅まで送り迎えをしていた。毎年、お年玉をもらっているとも聞いている。