1906年(明治39年)12月8日、老舗の履物屋の一人娘として生まれる。
常磐津の名取りだった祖母は彼女が6歳になった6月6日から常磐津と舞踊を習わせた。
13歳の時に美声を買われて橘流筑前琵琶を修行、旭翁派の名手としても知られるようになる。
17歳のときには春日派の小唄を始めている。