>>631
 先ず優位に立ったのはカトリック。
『南米やフィリピンなど世界各地に植民地を次々と獲得』しては、宣教師も送り出し、カトリックを広める事に成功。
1500年代半ば、その影響は日本にも…。
各地の大名がカトリックとのポルトガルと貿易を始めると宣教師が続々来日し、
カトリックの信者・キリシタンの数は30万とも言われるほど急増。
 一方、これに遅れてやって来たのが、プロテスタントの国、オランダとイギリス。
『プロテスタントは「日本では布教活動はせず、貿易だけが目的」だと幕府に言った』。
 『家康にとって、プロテスタントのイギリスやオランダと貿易を盛んに行えば、カトリック勢力への牽制になると考えた』。