要するに、弥生時代 「邪馬台国」なる「国?」を作り、「卑弥呼」なる女王をもうけたのは、朝鮮からの渡来人たちであったと推測される。
縄文時代以前から存在した倭人は、弥生時代でもって消滅に等しくなり、奈良時代に、新天地として倭国へ渡来した人々は、倭国を「日本」として独立・建国させたのである。
好むと好まずとにかかわらず、現日本人の祖先のほとんどが朝鮮半島からの渡来人である。
「魏志倭人伝」に記録されている「邪馬台国」「卑弥呼」なるものの軌跡は、日本の歴史の流れが朝鮮半島を泉源としていることを明らかにする証明書のようなものであろう。

倭国の「原住民」から「卑弥呼」なる「預言者(祈祷師)」が生まれたとすれば説明がつかない。
「彼女を取り巻き支える倭人は全て「渡来人(朝鮮人)」であった」ということを信じられない人は、縄文がなぜ弥生にかわったのか、
「須恵器」がなぜ弥生時代に生産され始めたのか、水稲がなぜ弥生時代に盛んになったのか、古墳時代の古墳はなぜ朝鮮の古墳と「うり二つ」であるかを知るべきである。