北条泰時

北条義時の長男(庶長子)として生まれる。幼名は金剛。母は側室の阿波局で、出自は不明。

坂井孝一は八重姫が夫・江間の小四郎の戦死後、「阿波局」という女房名で頼朝の御所で働くようになり、江間氏の所領を受け継いだ北条義時と寿永元年に再婚して、寿永二年に北条泰時を産んだのではないかとの仮説を提示している。坂井が時代考証を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、この仮説に基づいたストーリーとなっている。