ロシア軍によるウクライナ攻略の色分け地図はもう見ないことに決めた|井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイDIGTAL)

テレビでは連日、ウクライナ攻略の色分け地図パネルを前に、防衛省の防衛研究所の所員が戦況と今後の軍の動きをあれこれと説明するために、駆り出されている。
防衛研究所なんて機関があることも知らなかったが、日頃の研究を発表する独擅場となっている。

でも、彼らは日本の防衛省の公務員だ。言えない話も多いはずだ。この補給路が断たれたら次はこっちに攻勢をかけそうだとか、囲碁ゲームの解説者のようで、どうしたら戦争が止まるとかそんな話にはならなかった。