防衛省が“日本製戦闘機”にこだわるのは防衛産業「三菱重工」を救済するためか|防衛費倍増 これだけの疑問(日刊ゲンダイDIGTAL)

加えて宇宙開発の先行きも暗い。開発中のH3型ロケットは、今では時代遅れとなりつつある使い捨て型である。

重工の退勢挽回には新戦闘機開発は欠かせないのだ。ちなみに防衛費増額の話が出るまでは同社の株価は2500円付近であった。それがこの1年で5000円超まで上昇している。
ただ、官需頼みでは将来は厳しい。政権与党の意向で国産戦闘機が推進されるなら、政権交代で国産戦闘機が手じまいにされる可能性もある。