連続人形劇『新八犬伝』
「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の珠(たま)を持つ八犬士が、
怨霊や妖怪相手に戦いを繰り広げる奇想天外な物語。
江戸時代の代表的な読み本作家・曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』をもとに作られ、
1973(昭和48)年4月から1975(昭和50)年3月まで、全464話が放送された。
「いざとなったらタマを出せ、力が溢れる不思議なタマを!」と、
テレビの前の少年が出し少女が楽しむというほど大人気となった。
もともと1年間の放送予定だったが、タマのネタで話題沸騰となり延長され、2年間の放送となった。
「われこそは、玉梓(たまずさ)が怨霊(おんりょう)…!」と
おどろおどろしく登場する悪役・玉梓の迫力も人気だった。